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NEWS & 主張
政権打倒に力あわせ
原発と戦争許さず全国集会
「解放新聞」(2015.10.05-2733)
 日本国憲法を破壊し、原発に依存し、「戦争する国」づくりへとつきすすむ安倍政権。圧倒的な議席を占める与党の力で民衆の反対の声をふみにじり、8月には川内原発を再稼働させ、9月には「戦争法案」を成立させた。この安倍政権を許さず、9月23日、「9・23さようなら原発 さようなら戦争 全国集会―NO NUKES NO WAR」が東京・代々木公園でひらかれ、2万5000人が参加。部落解放同盟も関東ブロックを中心に参加し、会場に狭山事件を中心にしたブースも出した。
  集会では、よびかけ人の落合恵子さん、澤地久枝さん、大江健三郎さんが発言。鎌田慧さんは集会の最後に主催者あいさつし、戦争法を廃止する運動づくり、戦争法が違憲だと明確にする闘い、参院選、などの闘いの方向を提起。「安倍内閣は、法を無視し、戦争法も原発再稼働もTPPも沖縄も、あれだけ抵抗してもやるという、ならず者だ。団結して力をあわせ、安倍内閣をつぶそう」と訴えた。
  原発をめぐる闘いは、河合弘之・弁護士をはじめ、原発告訴団の武藤類子さんや北海道に避難した宍戸隆子さん、川内原発増設反対鹿児島県共闘会議の野呂正和さんが報告。戦争法案反対の闘いは「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委」の上野千鶴子さんとSEALDsの奥田愛基さんが報告した。辺野古新基地建設阻止などの闘いは沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの木村辰彦さんが報告。韓国のカトリック平和のための福島訪問ツアーの人たちや、フランスの映画監督カトリーヌ・カドゥさんが連帯を表明した。
  集会後は、原宿コース、渋谷コースの2コースにわかれてデモ行進した。

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