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NEWS & 主張
中央共闘が再審を要請
「解放新聞」(2016.10.10-2782)

 有罪証拠とされた万年筆が偽物だと明らかにした「下山鑑定」など、狭山事件の新証拠・鑑定の事実調べ―再審と、証拠開示を求めて9月29日午前、部落解放中央共闘会議(中央共闘)は、則松佳子・事務局長(日教組書記次長)、連合の大木哲也・連帯活動局長ら10人で東京高裁、東京高検への要請をおこなった。部落解放同盟は高橋中執(中央共闘事務局次長)が参加した。
  高裁、高検ともに、則松事務局長が要請書を読みあげて提出し、参加者が口頭で要請した。高裁で則松事務局長は、証拠開示の大切さ、「物証」の矛盾、万年筆の「偽装」―下山鑑定、「自白」関係の証拠開示、鑑定人尋問の実施、などを強調した要請書を読みあげて提出し、子どもの頃から高校教員時代まで狭山事件にかかわってきた思いを語り、事実調べ・再審を強く訴えた。連合、国労の代表や高橋中執もそれぞれの思いを語り、裁判所はしっかりと判断を、と訴えた。
  参加者は、則松事務局長と連合の大木連帯活動局長らや、日教組、JP労組、国労、情報労連、NTT労組の代表と、高橋中執。

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