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NEWS & 主張

解放子ども会が隣保館で住民と交流〜流しそうめんなどで夏の日を
長野・佐久市

「解放新聞」(2018.08.27-2872)

 【長野】 佐久市の(もち)(づき)人権文化センター(隣保館)で7月31日、望月解放子ども会は、地元の住民との交流会をおこなった。地域の高齢者をはじめ、近隣の人たちや、となりの小諸市からかけつけた平原解放子ども会のメンバーらとともに、流しそうめんや世代交流ゲーム、歌などをとおして楽しい夏の一日を過ごした。

 主催は望月解放子ども会と望月人権文化センター。市人権同和課長らも参加し60人規模で交流した。

 大井清子・館長は「待ちに待った交流会。夏の風物詩の流しそうめん。楽しく交流しよう。子どもさんたちも夏休みのいい思い出に。高齢者のみなさんはエネルギッシュなパワーをもらって元気に夏を乗り切りましょう」とよびかけた。

 室内では、新聞紙にのせた風船などを、二人で協力し合って、つぎつぎに後ろの人たちに送っていくゲームなどに大きな歓声があがった。流しそうめんは、窓から外に竹を組み、果物なども流して楽しんだ。スイカ、トウモロコシ、キュウリなどの野菜や、かきあげなどもふるまわれた。

 「今年初めておそうめんを食べたって」「一人暮らしで買い物にいくのもたいへんで、食べたいなって思ってたんだって」。指導員の高橋まり子さん(隣保館嘱託職員)やサポータークラブの清水篤子さん(県連副委員長)、隣保館館長・職員、元館長、子ども会OBなど、準備をしてきたスタッフから喜びの報告があいつぐ。「みんなが協力してくれるから、こういう活動ができる」と確認し、秋の「いのちの駅伝」(2443号既報)や12月の子ども会フェスティバルなど、つぎの活動への力を養う。

 

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