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多文化共生へ交流
高校生らで実行委つくり
「解放新聞」(2003.03.17-2111)

 

 【滋賀支局】県内で部落差別撤廃へ活動している高校生や人権問題に関心をもち地域や高校で活動しているメンバーが実行委を組織・企画して二月十五日、第1回ヒューマンライツ・With・アクション「滋賀県高校生等交流集会」をアクティ近江八幡(近江八幡勤労者総合福祉会館)でひらき、百五十人が参加した。
 「お互いに出逢い、学び、心を高めていこう!」をテーマに午前中は全体会、昼食時には食文化交流、午後は三つの分科会をひらき、多文化共生社会を考えた。
 この集会は、これまで「奨学生友の会」としてとりくんできた集会を発展的に引き継いだもの。集会実行委と(財)滋賀県解放県民センターの主催。
 集会は、在日本朝鮮青年同盟の滋賀県・京都府本部による「サムルノリ」「ガハス・デ・オロウ(夢をつかむ)」による「カポエラ」の披露で開会。山崎義勝・滋賀県解放県民センター館長と集会実行委の今井博人さんが主催者あいさつし、長寺奨学生友の会の山田恭平さん、日本在学朝鮮人学生の会の李成美(リ・ソンミ)さん、小学校五年生のときにペルーから来日し、大津清陵高校・馬場分校に通う小畑フランシスコさんが、多文化共生に向けた活動を報告した。
 昼食時には、韓国・朝鮮のトック(雑煮)やチヂミ(お好み焼き)、ブラジルのシュハスコ(焼肉)、新田のおでんなどで交流。昼食後、「部落問題」「在日外国人問題」「障害者問題」の三分科会で話しあった。


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