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3月末に補充書を提出
山上弁護士の草稿をもとにし

「解放新聞」(2004.01.19-2153)

 

 狭山事件再審弁護団は、12月20日午後、大阪で会議をもち、中山武敏・弁護団事務局長をあらたに主任弁護人とすることを決めた。また逝去された山上益朗・弁護士の追悼集会を2月8日、大阪でもつことを決めた。

主任弁護人に中山さん

 弁護団会議には、中山事務局長はじめ、松本、横田、中北、青木、村本の各弁護人と石川一雄さんも出席、組坂委員長、松岡書記長も参加した。
 最初に、狭山再審へ最後まで炎を燃やしつづけた山上益朗・主任弁護人を全員で追悼、それぞれの参加者が思い出を語った。最後のベッドの上でも補充書提出へ意欲をもち、草稿を書きつづけたこと、りんとした姿勢で病と闘いつづけたことなどが出された。
 会議では、山上さんにかわり事務局長の中山武敏さんが主任弁護人となることを決めた。また、証拠開示の課題、3月末に補充書を提出することなど当面の方向を決めた。山上弁護士の狭山再審、部落解放運動、人権運動にかけた情熱と遺志を受け継ぐため、中央本部と共催で追悼集会(2月8日午後1~3時、大阪・エルおおさか〈大阪府立労働センター〉)をもつことも決めた。


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