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最後のカをふりしぼって
松岡参議院選挙の必勝へ
「解放新聞」(2004.07.05-2176)

 

 参議院選挙は、いよいよ残すところ1週間である。松岡とおる参議院選挙の勝利に向けて、ぬかりなく最後の力をふりしぼって闘い抜こう。
 選挙情勢は、猫の日のように激しく動いている。松岡とおる候補は、民主党比例区候補のなかにあって、依然として当落線上にある10数人の候補者グループの混戦の中にいる。いい換えれば、この1週間の闘いの結果が、上位当選を勝ちとるか涙を呑むかの分かれ道になるという厳しい状況である。力を抜いたところが負け、最後まで攻めつづけたところが勝つということである。
 松岡とおる参議院選挙は、部落解放運動の未来をかけた負けることのできない選挙である。このことを『四つの意義』として繰り返し確認してきた。すなわち、《解放の議席を奪還する》《部落解放の展望を切り拓く》《反動小泉政権と対決する》《組織の統一と団結を固める》ということである。
 この負けることのできない松岡とおる参議院選挙に勝つためには、この1週間を力を抜くことなく攻めつづけることである。問題は、どのように攻めつづけるかである。

 すべての同盟員が、『五つの実践』が完全にできているかどうかを自分自身で点検して、できていない場合は必ず自発的に実践してほしい。
 一つ目の実践は、もう一人の新たな支持者獲得ができたかどうかということである。「自分一人くらいやらなくても…」という気持ちが大きな落とし穴になることを知ろう。
 二つ目は、紹介した知人・友人に「比例区は松岡とおる」という個人名を書いてもらうように念押しできているかどうかということである。「党名で書けばいい」と思っている人が意外に多いことに注意しよう。
 三つ目は、比例区選挙の投票は2回目であり、そのときに「松岡とおる」とちゃんと書けるかどうかということである。事前に書く練習をして手で覚えておこう。
 四つ目は、期日前(不在者)投票を終えたかどうかということである。何があるか分からないので、投票日までに投票をすませておこう。
 五つ目は、投票日当日に知人・友人や遠方の親戚・身内の人に投票の促進と確認の連絡(電話)を入れる準備ができているかどうかである。どんなに「松岡とおる」への投票をお願いしてきていても、投票に行ってくれなかったら何の意味もなくなってしまう。

 「あと1週間!」「あと一人!」で、松岡とおる参議院選挙闘争を最後まで攻めつづけることが、いま一番重要である。この最後の力をふりしぼった闘いが、勝利を確実に手中におさめる唯一の担保である。
 いろいろな事情によって、部落解放同盟の戦線から距離を置いてきた各地の多くのきょうだいたちが、いま、「松岡選挙」を契機にして再び「強い絆」で結び直されてきている。さまざまなマイノリティの人たちや反差別・人権を求める心ある人たちが「人権立国」をめざす松岡候補の政策に強い共感を寄せて活発に支持活動を展開してくれている。
 10年ぶりに「解放の議席」を奪還し、多くのマイノリティの仲間たちと差別撤廃・人権政策確立への展望を切り拓き、戦争への道と弱者切り捨ての路線を強行する小泉政権に終止符を打つために、さらに組織の統一と団結を強化して、死力を尽くして奮闘しよう。


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