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部落問題資料室
NEWS & 主張
人権と平和、民主主義守る教育目指して
「教育基本法」改悪阻止へ
各界の代表5000人が参加
「解放新聞」(2006.06.12-2272)

 「教育基本法改悪ストップ!5.27集会」を5月27日午後、雨のなか、東京・芝公園でひらき、全国各地から5000人が参加。部落解放同盟からも東京、栃木、群馬を中心に参加した。「「教育基本法改悪反対」「愛国心の押しつけ反対」「格差社会の固定化反対」を意思統一し、集会後、都内をアピール行進した。

部落解放同盟も実行委に

 主催は、フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)など9団体で構成する「教育基本法改悪ストップ! 実行委員会」。部落解放同盟も参加している。
 情勢報告をかねて主催者あいさつした熊谷一乗さん(平和・人権・民主主義の教育の危機に立ち上がる会)は、「「教育基本法」はあの悲惨な戦争の反省から生まれた。いらい平和と人権、民主主義のための教育を推進するシンボルであり、よりどころだった」と語り、小泉首相や小坂文相らの国会答弁を紹介して「いま急いで変えなければならない理由はまったくない」と指摘。「平和と人権尊重の教育のため、子どもたちの明るい未来のために「教育基本法」の改悪ストップに向け、ともに力をあわせてがんばろう」とよびかけた。
 集会では、日教組の森越康雄・委員長、「教育基本法の改悪をとめよう! 全国連絡会呼びかけ人」の三宅晶子さんと大内裕和さん、平和フォーラムの福山真劫・事務局長が闘いの決意を表明。「教育基本法の改悪をとめよう! 全国連絡会呼びかけ人」の八尋麻子さんの発声で「教育基本法改悪反対」「愛国心の押しつけ反対」「格差社会の固定化反対」をシュプレヒコールし、意志統一した。
 来賓には、福島みずほ・参院議員(社民党党首)、神本美恵子・参院議員(民主党)、那谷屋正義・参院議員(民主党)、保坂展人・衆院議員(社民党)、日森文尋・衆院議員(社民党)らがかけつけ、紹介された。

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