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部落問題資料室
NEWS & 主張
日中友好を誓い合う
都老村の希望小学校が完成
「解放新聞」(2006.09.11-2285)
 【兵庫支局】広東省人民対外友好協会設立50周年記念式典が7月24~29日、中国の広州市でひらかれ、式典には、同協会の招待を受けて赤松賢宥・県連委員長ら4人の代表団が参加した。また、28日には県連が建設支援にとりくんできた都老日中友好希望小学校の竣工式がおこなわれ、関係者らと新校舎の完成を祝った。
 都老日中友好希望小学校は、広東省の山間部、広州市から150キロ離れた雲浮市都老村にあり、これまでの校舎が地盤沈下で使えない状態になり、子どもたちは遠方の小学校に通っていた。県連は、今年の2月に視察団を派遣し、日中友好をすすめた故松本治一郎先生の遺志を受け継ぐものとしてとりくみ、建設資金のカンパを募った。
 竣工式では、子どもたちのブラスバンド演奏と獅子舞の披露でむかえられ、あいさつに立った赤松委員長は、「新しい校舎でしっかり勉強して下さい」と子どもたちを激励し、日本から持参した記念のボールペン400本を贈った。
 同校の黄維超・校長が、「部落解放同盟兵庫県連の支援により新校舎が完成したことを感謝する。中日友好の証として大切に使っていきたい」と謝辞をのべ、赤松委員長に記念のペナントが贈呈された。
 そのあと、雲浮市迎賓館で鄭利平・中国共産党雲浮市委員会書記、欧真志・市長らと懇談会をもち、赤松委員長が井戸敏三・兵庫知事から託された親書(2278号既報)を欧市長に手渡し、さらなる日中友好を誓い合った。

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