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部落問題資料室
NEWS & 主張
マスコミと意見交換
率直な声で懇親深める
「解放新聞」(2007.01.29-2304)
 新春マスコミ懇談会が1月16日夕、大阪市内のホテルでひらかれ、マスコミ関係者など100人が参加した。主催は大阪府連と部落解放・人権研究所。今年からは2部形式でおこなわれ、第1部では組坂委員長が記念講演をし、そのあと昨年の一連の不祥事にたいして、マスコミ関係者から忌博のない、率直な意見が示された。第2部では、松岡徹・大阪府連委員長(中央書記長)があいさつし、その後、食卓を囲みながら懇親を深め、マスコミ各社、関係者から今年の抱負や決意が語られた。
 組坂委員長は、不祥事にたいして、組織の総点検・改革連動を開始し、総仕上げの段階にあることをのべ、今後も人権と福祉のまちづくりなど、多くの人びとの生活や権利の拡大へともにとりくむ運動の方向性を示した。また、不祥事の断片的報道だけでなく、総合的・長期的な報道をしてほしい、とよぴかけた。
 マスコミ関係者からは、部落解放同盟は危機管理に弱いのでは、身内にはちゃんと説明しているが対外的には説明していないと映る、どうしてこのようなことが起きたかをきちんと公表することを期待する。問題が連動に内在することはなかったのか、日本のなかでの人権運動の指導者として整理してほしい、などの意見が出た。
 松岡大阪府連委員長は、第2部のあいさつで、不祥事についての謝罪だけでなく、なぜ問題が起きたかを掘り下げ、原因を明らかにし、克服の手だてとしていきたい、と語った。

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