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部落問題資料室
NEWS & 主張
識字の灯を消さないと
全国経験交流集会で誓う

「解放新聞」(2008.01.28-2354)

 第12回全国識字経験交流集会を12月15、16日、和歌山・白浜町内でひらき、各地の識字学級生など140人が参加。再会をよろこびあうとともに、識字の灯を消さないとりくみをすすめようと誓いあった。
  集会では、開会あいさつを岸田女性対策部長がおこない、辻本文化対策部長が基調報告。京都女子大学の岩槻知也・准教授が講演した。岩槻さんは、大阪の「よみかき茶屋」でボランティアとしてかかわった経験などを語った。
  全体会終了後は、6つの分科会で思いを語り合い、2日目は分科会報告と、和歌山県連からの特別報告を受けた。報告のなかでは、識字学級生が製作したカルタが披露され、特別報告では絵本が紹介された。
  まとめで辻本部長は、「カルタや紙芝居、絵本などのとりくみが、これから大きな意味をもつと思う」とのべ、「ムラの歴史を掘り起こし、カルタなどにし、子どもたちと交流することが生きた教育になる。ぜひこうした目標をもってとりくんでほしい」とよぴかけた。
  閉会あいさつで、福田女性対策副部長は、「きょうは元気をもらった。元気を地元にもちかえり、識字の灯を消さないためにがんばろう」とよぴかけた。

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