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部落問題資料室
NEWS & 主張
地域の子どもへ伝わる
理解し合える社会にと

「解放新聞」(2008.05.05-2368)

横浜解放まつり

  【高知支局】「部落解放運動と私たちのくらし」をテーマに1月27日、幡多郡黒潮町の佐賀町民館で第19回横浜解放まつりをひらき、300人を超える人たちが参加。子どもたちが「部落差別をなくそう」と日びがんばっている姿に胸を打たれる人も多く、人権講座や作文、劇など多彩な催しをとおして「人権・同和問題」を考える日となった。
  主催は、佐賀支部、横浜地域住民らが構成する実行委員会で、主催者を代表して浜岡秀男・実行委員長(佐賀支部長)が、「このまつりで、いろんな想いを子どもたちが一生懸命発表する。また講演や話を聞き、感じたことを家族や周りの人に伝え、話し合ってほしい」とあいさつ。下村正直・黒潮町長が、「このまつりを、みんなが理解し合えるような社会づくりの一歩にしていこう」と来賓あいさつした。
  まつりは、横浜保育所園児らの「1本のはし」の劇など子どもたちの発表や、デイサービスの参加者の発表やコーラス、飛び入りの大衆シンガーのインディさんの歌謡ショーなどで会場はにぎわった。なかでも佐賀地域の小・中学生の人権作文が発表され、人権・部落問題へのとりくみが子どもたちにしっかり伝わっていることがわかった。
  記念講演は、落語家の露の新治さんが「お笑い人権高座」と題しておこなった。

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