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部落問題資料室
NEWS & 主張
安らかな冥福祈って
差別戒名で追善法要

「解放新聞」(2008.09.08-2386)

 【長野支局】差別戒名墓石が、昨年6月に中野市内の2か所で確認(2380号既報)され、その後、そのうち1か所の墓石が山ノ内町の曹洞宗・実相寺に移されていたこととともに、この墓石の関係者も明らかになった。
  これをうけ、曹洞宗は、実相寺供養塔に差別戒名墓石を移転・安置し、7月3日に差別戒名物故者諸精霊追善慰霊法要をおこなった。
  法要は、墓石が安置された供養塔前で開眼供養し、本堂で追善法要を営み、県連からは星沢重幸・県連副委員長をはじめ地元の解放同盟ら10人、中野市行政関係者6人が参列し、曹洞宗関係者18人の読経のなか焼香した。
  実相寺の秋山時雄・住職が、「安らかなこ冥福をたえず追善をなし、ご精霊を平等に大事に大切にお守りしたい」とのべ、坂田徹応・曹洞宗人権擁護本部事務局長が「仏の平等の教えにあざむいた行為への心からの懺悔と、死後にまで差別をうけた方がたへのおわびとともに、宗門としてあらゆる差別の撤廃に向け自覚をあらたにしたい」とあいさつした。
  星沢県連副委員長は、「差別戒名と知らず手を合わせてきたことを思うと胸が詰まる」とのべ、関係者である同盟員は、「法要され、ほっとしている。関係の親戚にも今日のことを伝えたい」と語った。

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