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部落問題資料室
NEWS & 主張
これまでの保育観の克服を
解放保育研究で

「解放新聞」(2009.01.26-2404)

 【広島支局】08年広島県人権保育研究集会・府中市解放保育研究集会を11月9日、府中市文化センターでひらき、500人が参加した。
  全体集会では、渕上和俊・実行委員長(県解放保育連絡会委員長)が、「子どもの豊かな育ちをはばむ状況が広がっているいまこそ、解放教育の原点に立ち返り、保育所・幼稚園・家庭・地域が一体となって子育てをすすめよう」とあいさつ。山下真澄・実行委員会事務局長が、子どもと親の実態に学んで確かな実践をすすめようとの基調提案をおこなった。
  記念講演は、神戸こども総合学院長の辻井正さんがおこない、①子どもが見て理解できるように保育室の環境を整える②子どもを待たせる保育のあり様を改める③子どもがつぎの行動を予測できるような工夫をする、ことが大事であり、そのために保育室のなかにさまざまなコーナーを設け、みんな一斉に同じことをさせるという保育観を克服しようと話した。
  分科会は8つに分かれて実践報告や記念講演をもとに活発な議論と交流をおこなった。

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