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部落問題資料室
NEWS & 主張
猿まわしが長崎に来た
笑いと涙の懇親会

「解放新聞」(2009.12.14-2448)

 【長崎支局】「猿まわしと落語を披露する場所を設けてほしい」と、猿まわし師の村崎太郎さんが、水俣の地を訪れる途中の11月2日、被爆地・長崎を訪れ、県連事務所(銭座アパート集会室)で猿まわしを披露し、懇親会をもった。
  村崎さんは、テレビ出演で忙しいなか、ハンセン病療養施設に足を運ぶなどマイノリティ当事者への聞き取り活動と併せて、伝統芸能の猿まわしをとおして交流を図っている。この日も同行取材のテレビ局と一緒に県連事務所を訪れ、被爆者である中村由一・支部長と梅本テル子・県連女性部長から被爆体験の聞きとりをおこなった。
  懇親会では、会場のひろさにあわせ、子ども会にかかわる地域の人たちを中心に参加者を募ったところ50人が集まり、村崎さんの人権落語、猿まわし、ギターをとっての1曲「ひとつぶの涙」に、笑いと涙のひとときを楽しんだ。

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