pagetop
部落問題資料室
NEWS & 主張
「エセ同和行為」の根絶を
110番連絡ネットワークが

「解放新聞」(2010.06.07-2472)

 【奈良支局】県連と県をはじめ行政機関、奈良地方法務局、経済団体などで構成する「エセ同和高額図書お断り110番連絡ネットワーク」の第9回会議を2月3日、奈良市の県解放センターでひらき、加盟する22機関の代表者らが出席。部落問題解決のとりくみを無にしてしまいかねないエセ同和行為の被害防止に粘り強くとりくんでいく決意を固めた。
 会議では、同ネットワーク代表の川口正志・県連委員長が、「高額図書の購入強要などエセ同和行為は依然として存在し、問題の根深さを実感する。このネットワークのとりくみを広げ、エセ同和行為の根絶をおしすすめたい」とあいさつ。各機関団体で把握した高額図書などの押し売り被害状況や、会員への対応策の周知などのとりくみについて情報交換した。
 報告では、昨年2月から1年間で、前年より2件増の23件が報告され、とくに商工関係では18件の報告があり、事業経営者ら個人をねらった押し売りが増えていることが明らかにされた。

「解放新聞」購読の申し込み先
解放新聞社 大阪市港区波除4丁目1-37 TEL 06-6581-8516/FAX 06-6581-8517
定 価:1部 8頁 115円/特別号(年1回 12頁 180円)
年ぎめ:1部(月3回発行)4320円(含特別号/送料別)
送 料: 年 1554円(1部購読の場合)