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部落問題資料室
NEWS & 主張
運動と組織の抜本的再生へ
参院選総括で論議
全国委員長・書記長会議で

「解放新聞」(2010.09.20-2486)

 第67期第1回全国委員長・書記長会議を9月7日午後、東京・中央本部でひらき、第2期松岡参議院選挙闘争の総括論議をおこない、31都府県連から61人が参加した。敗因を真正面から分析、総括し、運動と組織の抜本的な再生をはかる方向性と決意を中央執行部が提案し、各都府県連の報告と意見を受け、集約した。総括論議は第2回中央委(9月17日)でさらに重ねる。
  組坂委員長は、「問題を大胆にえぐり出し、まさに組織の再生・改革に全力をあげねばならない」とあいさつ。谷元書記次長が総括案を詳細に提案したあと、各都府県運からの報告や意見を受け、谷元書記次長が集約とまとめをおこなった。
  集約とまとめで、谷元書記次長は、▽中央執行部総辞職の決意で総括にのぞんだが、「何が総辞職や。もういっぺん運動を立て直さんかい。その責任をしっかりとれ」の意見が圧倒的に多かった。針のムシロの上であがき苦しみながら解放運動を立て直す作業に自信をいただいた▽敗北のつらい現状をしっかりとふまえ、乗り越え、総括を契機に新しい組織と運動の再生を実現し、2年後の全水90周年に新しい姿を集約させたい▽国政から退く思いはない。3年後どうするか。全国の仲間と慎重に議論し決めねばならない。リベンジしたい思いをもちながら、結論はもう少し時間をいただきたい▽部落解放運動再生の力に変えられるなら、今回の敗北は財産。きょう、まさに財産にできると確信した。きょうの議論の方向性をしっかりとふまえ、松岡書記長にも伝え、さらに9月17日の中央委員会で総括の方向性もきっちりと打ち出したい、と語った。

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