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部落問題資料室
NEWS & 主張

狭山街頭情宣
再審の開始を求めて
曹洞宗青年会が宮崎市内で

「解放新聞」(2013.03.18-2611)

 【宮崎支局】「石川さんは50年間、無実を訴えています」「真実を明らかにするために裁判をひらいてくださいと訴えています」―雨模様の寒い1月21日、県内の曹洞宗青年会の仲間が宮崎市内で狭山情宣をおこなった。
  行動に先立って、宮崎狭山住民の会の田中慎二・会長が、「石川さんが不当逮捕されて今年で50年になる。えん罪をなくすためには証拠の開示や取り調べの完全可視化が必要。これまでのとりくみで足利事件など数かずのえん罪事件が無罪になっている。今年こそ、高裁に再審をひらかせ、石川さんの無罪を実現しよう」とあいさつ。参加者は「50年目、今年こそ」と誓い合い、宮崎市の中心部で道をいく人にビラを手渡した。
  いつものように「狭山事件ってなんですか」と知らない人が多かったが、説明したり、ビラを読んでくださいとお願いしたり、なかには「人ごとではないですね。えん罪、新聞で見ました。がんばってください」との激励も受けた。
  一方、宮崎狭山住民の会は、「石川さんは無実です。えん罪50年、いまこそ証拠開示と事実調べ、再審開始を実現させなければなりません」という最近の状況と「高裁、高検に要請ハガキを送りましょう」というパンフを関係者に届け、ハガキを出すよう要請した。

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