会場にブース設け
　 第84回中央メーデーが４月27日、東京・代々木公園B地区でおこなわれた。約４万人が参加。６エリアに80ほどのブースが開設され、平和や人権、環境にとりくむ労働組合や各種団体が日頃の活動ととりくみへの参加をよぴかけた。部落解放同盟は、狭山事件を訴えるブースに石川さんの無実を証明するパネルや冊子を展示、再審開始を求めて署名活動をした。
　 メーデー式典で古賀伸明・大会実行委員長は、労働者の参加型労働運動の再構築を訴えるとともに、「いまやるべきは家計の所得を増やし、雇用不安、将来不安を払拭することであり、非正規、中小・零細の労働条件の底上げと格差是正が急務だ」と訴えた。
　 最後に、働く者のセーフティネットの拡充を求める特別決議が採択された。