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部落問題資料室
NEWS & 主張

狭山再審開始を求め
第15次高裁前アピール
3者協議に向けて

「解放新聞」(2013.09.23-2636)

 第15次の高裁前アピール行動が9月10日再開した。このアピール行動は次回開催予定の3者協議に向けてのもので、石川一雄さん、早智子さんを中心にとりくんだ。
、石川一雄さん、早智子さんのほか、埼玉県連、東京都連、都連女性部、県南・石川一雄さんを支援する会、北埼玉地区狭山裁判を支援する会、千葉・狭山事件にとりくむ東葛住民の会、野島美佳さんとフェイスブック仲間ら15人が参加した。昼からは、足利事件の菅家利和さん、俳優の中西和久さん、落語家の露の新治さんらが応援に駆けつけ再審開始を訴えた。
  石川さんは、「私にはアリバイがある」と強制された自白であることを訴え、再審開始への早急な決断を求めた。また、菅家さんは、「石川さんはこんな事件を起こすような人ではない。一日も早い再審開始を願っている。狭山事件への関心を高めてほしい」とよぴかけた。露の新治さんは、「狭山事件を高校生のときに知った。同時に私自身の差別意識にも気づかせてくれた。自分の闘いとしてとりくむ人はけっして狭山闘争をあきらめない。出会いは人を変える」と力強く語った。
  また、午前中のアピール行動の終了後は、日本教育会館の一橋画廊で開催されている「えん罪・狭山事件50年」のパネル展を訪れた。このパネル展は日本教職員組合が主催したもので、10日から13日まで開催予定。パネル展示会を企画した清水秀行・日教組書記次長に、石川さんが「開催に感謝します」と謝辞をのべた。

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