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部落問題資料室
コラム
荊冠旗 第2523号/11.06.20
 デジタルカメラは、写真を撮る敷居を大いに下げた。それまでカメラといえば、大きい、重たい、あつかいが難しい、が定番だった。小型カメラがでても、そもそもフィルムの装填がややこしかった。そこで登場したのがデジカメ
▼当初は値段が高く、現在に比べると性能も低かった。だがいまは、高性能で値段も手ごろ、プリントも気楽に、ということで人気が高い。さらにデジイチ(デジタル一眼レフ)もレンズを交換して高画質でとれるというので人気が出てきた
▼しかしこれまた大きく重い、ということで二の足を踏む人が多かった。ここで登場したのがミラーレス一眼。被写体の像を反射して、カメラを覗くファインダーに届けるための鏡をなくしたもの。小型、軽量化がはかられた。デジイチのなかでミラーレス機が今年は4割を占めるだろうといわれる
▼電子書籍もようやく国内での規格の統一化が図られようとしている。学習用参考書、語学など、文書と声と写真・動画などをうまく使えば、すぼらしいものができると思うのだが、規格が不統一ではそれは望むべくもなかった
▼節電を声高に叫ぶ電力危機は、「原発再稼働への政治運動」。電力での最初の大きな失敗は西日本と東日本で電気のサイクル数を統一しなかったこと。その裏にはさまざまな資本の利害関係が轟いている
▼あつかい方の共通化、ものの汎用化を図ることが、じつは災害時に大きな役割を果たすのだが。

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