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松岡とおる参議院比例区選挙の必勝をかちとるための決議

 

 参議院選挙の投票日まであと4カ月あまりとなった。各都府県連、地協・支部の力を総結集して、同盟員一人ひとりの松岡とおる必勝にむけた闘いをすすめなければならない。
 長引く不況のもと、弱者切り捨ての「改革」をすすめる小泉内閣は、イラクの海外派兵を強行し、憲法や教育基本法改悪の動きを強めるなど、戦争への舵を取りはじめた。戦争は尊い生命を奪い取り、未来のない社会を生み出す。
 日本社会全体が、暗雲に覆われ、出口の見えない閉塞状況になっている今日、これ以上、小泉内閣に政権を任せておくわけにはいかない。
 このような政治状況に対し、人権確立社会の実現を求める私たちが声をあげ、対抗する理念と政策を打ち出し、パワーと希望を失いつつあるニッポンを、「生命・人権・平和・環境」を基軸として、希望あふれる、人と人のぬくもり、そしてつながりを取り戻す社会へと変革していかなければならない。わたしたちの力のすべてを結集し、部落問題・人権問題を政治の場で解決していくために、この参議院比例区選挙に勝利しなければならない。 
この選挙闘争は、文字通り、組織の統一と団結を示す選挙となる。たとえ、各都府県連、地協・支部の全同盟員が松岡とおるに投票しても参議院選に勝利することはできない。全同盟員一人ひとりが、松岡とおるになりきり、最低五人以上の「松岡支持」を獲得することが勝利の道につながる。
 全同盟員が一丸となり、部落解放を実現する「人権立国ニッポン」の創造にむけ、創意工夫ある選挙闘争を展開し、松岡とおる参議院比例区選挙勝利のために全力で闘い抜こう。
 右 決議する。

2004年3月3日
部落解放同盟第61回全国大会

 

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