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部落問題資料室
NEWS & 主張
あいつぐ差別落書
「エタ・タカリノドエタ」など
人権啓発看板など15か所に
「解放新聞」(2005.8.1-2229)

 【大阪支局】八尾市の西郡地域内で人権啓発看板などに、「エタ・タカリノドエタ」、「ユスリ・タカリ・ヤカラ」などと書かれた悪質な差別落書が、昨年からあいついで発見され、行政・地域住民が一体となって対応、とりくみをすすめている。

連絡対応会議設置

 差別落書は、西郡地域内にある「ふれあいセンター」の人権啓発看板や公園の案内板、小学校PTAの交通安全啓発看板、部落解放同盟大阪府連西郡支部の落書啓発看板、小中学生手作りの落書啓発看板など15か所で見つかり、被害届けを提出した。
 「ユスリ・タカリ・ヤカラ」の落書は、差別性が無いように見えるが、検証をすすめ、同対審答申や「特別措置法」などによってなされた環境改善事業にたいしての「ねたみ差別」と同じで部落解放運動自体にたいする誹誇中傷であると分析。部落だけの問題ではなく、地域全体で考えようと、人権ケースワーカー、市人権協会、市行政人権機関、地域内施設、西郡支部などで「差別事象連絡対応会議」を設置し、こうした差別落書事件が連続して起きているなか、行政・地域住民が一体となってとりくみをすすめている。
 具体的には、「差別を許さない」ことをアピールするため人権啓発セミナーや地域内青少年「おもいとどけ隊」の「反差別集会」や、一番落書が多く見つかった公園のフェンスに小中学生が描いた反差別のチェーンポスターの掲示などにとりくんでいる。

西郡支部が独自で

 一方、西郡支部の独自のとりくみとして「差別落書を許さない・西部地区住民集会」の開催や、街宣活動などの啓発をおこなっている。同支部では「差別落書は、多くの人の心を傷つける。被害届を出しても器物・落書をされた看板にたいする損害だけしかない。大切なのは、人にたいする心の救済、抑止力がある法律が必要」と話している。

実名あげて差別落書
長野市の小学校で

 【長野支局】長野市内の小学校で2月27日、昇降口のガラス戸に、黒の油性マジックで、「〇〇〇はぶらくだ(〇〇〇は部落出身の子どもの名前)」と書かれ、その下のアルミ枠には、「ちゆうがくでいたぶるぜ」(タテ25センチ、ヨコ70センチの大きさ)と書かれた差別落書を、ウサギ当番の子どもの保護者が発見、学校職員に連絡して明らかになった。
 長野市協議会では、長野教育委員会と話し合いをもち、糾弾闘争にとりくんでいる。

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