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部落問題資料室
NEWS & 主張
行政の姿勢問う
当事者の欠席で糾弾会は紛糾
行田市のクリニック差別事件で
「解放新聞」(2005.8.15-2231)

 【埼玉支局】県連は、行田市内の村越クリニックで起きた差別事件の第2回糾弾会を、7月7日、行田市地域交流センターでひらいた。この日、当事者が欠席し話し合いは紛糾、あらためて当事者と話し合いをもつこと、市が見解文書を再提出することになった。

市は見解文書を提出したが

 糾弾会には、県連からは片岡明幸・委員長をはじめ北埼玉郡協議会を中心に90人が参加。行政側は行田市の横田昭夫・市長、津田馨・教育長をはじめ市の幹部職員や人権擁護委員など44人が出席した。
 最初に横田市長が、「発言者が一度も研修を受けていないことが分かり、これまでの社会啓発・広報活動を見直し、この事件を教訓に市民啓発、とくに医療関係者の啓発をすすめていきたい」と決意をのべた。
 糾弾会は、市が見解文書を提出したが、当事者のK看護師が欠席したため紛糾。参加者から「当事者が差別を認め深く反省したので当人との話し合いは前回で区切りになったが、当事者の問題でこのような話し合いがおこなわれている以上、出席するべきではないのか」「市はK看護師にたいし、どのような指導をしてきたのか」などの質問があいついだ。
 その結果、市は前回の糾弾会(昨年12月20日、第2208号既報)以降、この半年間、K看護師とは接触していないことが判明。参加者から「市が責任をもって当事者を指導する約束ではなかったのか」「当事者が欠席するというのは、本当に反省しているのか疑わしい」などK看護師と、指導を怠ってきた行政の姿勢を厳しく指摘する発言がつづき、糾弾会は紛糾した。
 最後に、県連の片岡委員長が、①K看護師とあらためて話し合いをもつ②市は、今日の指摘をふまえて見解文書を再提出する、とまとめた。

 この事件は、昨年7月、行田市の村越クリニックで、患者の1人が4本指をだす行為をおこない、その意味をたずねた看護師に、K看護師が「四つの足の動物以下という意味だそうだよ」と説明した事件。

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