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部落問題資料室
NEWS & 主張
大阪市の「最終報告」を許すな
4施設の廃止に反対集会
「解放新聞」(2006.10.23-2291)
 【大阪支局】大阪市の「地対財特法期限後の事業等の調査・監理委員会」最終報告が青少年会館など4施設の廃止や飛鳥・日之出・南方の3人権文化センターの統廃合などを提言していることにたいし、9月14日夜、大阪市東淀川区の日之出公園で「青少年会館・老人福祉センター・障害者会館・人権文化センター、4施設の廃止に反対する集会」をひらき、各施設を利用する高齢者や子どもら450人が参加し、「大阪市の最終報告を許すな」と訴えた。
 集会は、日之出支部をはじめ日之出地区にある障害者部会、日之出友愛クラブ、自治会などで構成する実行委員会が主催し、代表して表西貴文・日之出支部長が「地域にある4施設を活用して部落差別撤廃のための活動をすすめ、差別の壁を一歩ずつ乗り越えてきた。大阪市の最終報告は許せない。「部落地名総鑑」の発覚、戸籍不正入手事件など部落差別はいまもなくなっていない」と訴えた。
 各団体から発言がつづいたあと、①大阪市へ要望書を提出②日之出見学会を開催③嘆願書の署名、などの行動提起をおこない、「廃止に反対する集会アピール」を確認した。
 なお、同実行委員会は10月8日、同場所で「たとえ青館は奪えても、俺らの心は奪えない!」の緊急人権ライブを開催し、反対の声をあげた。

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