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部落問題資料室
NEWS & 主張
狭山を大きな闘いに
「解放新聞」(2006.11.06-2293)
 【新潟】狭山事件を考える新潟地区住民の会(狭山にいがたの会)、部落解放新潟県共闘会議が10月23日、狭山事件を検証する市民講座の第2回目を新潟県教職員組合会館でひらき43人が参加。今回は、中山武敏・主任弁護人が「狭山第3次再審闘争の現状と課題」と題して講演した。
 中山主任弁護人は、5月に第3次再審請求を申し立てたことを報告するとともに新証拠について説明。「再審をかちとるためには、事実調べ、鑑定人尋問が必要だ。なんとしても実現していかなければならない。署名を1人ひとり積みかさね、「書面審理では納得しない」という世論を盛りあげてほしい」と訴えた。
 また、自身の生い立ちのなかから部落解放への思いや狭山への思いを語り、「松本治一郎・元委員長の闘いが父に、父の闘いが僕に受け継がれている。1人の闘いがつながっている。「憲法」や「教育基本法」の改悪、「共謀罪」新設などの動きのなか、もう一度、狭山を大きな闘いにして司法を問いたい。ともに闘おう」とのべた。
 参加者からは、狭山事件についてや、「裁判員制度」導入にあたって子どもたちをどう育てていくのかについて質問が出された。

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