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部落問題資料室
NEWS & 主張
狭山再審を100万人署名で
都内20カ所で一斉行動
市民集会参加者1000人が
「解放新聞」(2006.11.13-2294)
 「狭山事件の再審を求める市民集会―再審実現へ―市民の声を東京高裁へ」を10月31日午後、東京都内の日本教育会館でひらいた。なんとしても事実調べをかちとるために狭山100万人署名を早期に実現し、世論を東京高裁に突きつけよう、と1000人の集会参加者が確認した。集会後は都内20か所のターミナルで一斉署名活動をおこなった。30分ほどでチラシとティッシュはなくなったが、その間に500人以上の署名が集まった。翌日は、東京高裁・高検へ要請行動を展開した。
 集会では主催者を代表して組坂委員長が、闘い抜くことで第3次再審の扉をひらこう、とよびかけた。また、松岡書記長は基調のなかで、ターミナル情宣で1人でも多くの署名を集めよう、と訴えた。鎌田慧・市民の会事務局長は、また運動の枠が広がった、今日は新らしい闘いの始まりと語り、狭山100万人署名を必ず達成しよう、と強調した。
 石川一雄さんは、真実を司法に突きつけ、この第3次を最後にしたい、より以上の支援を、と訴えた。集会では、木村清志・日弁連副会長が「誤判・冤罪と日弁連のとりくみ」と題して講演し、冤罪を防ぐためには、取り調べの可視化、代用監獄の廃止が必要だとのべた。

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