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部落問題資料室
NEWS & 主張
社会的信頼の回復へ
第4回中央委で大会方針論議
中央執行部の信も問う
「解放新聞」(2007.02.19-2307)
 第63期第4回中央委員会を2月3日午後、東京・中央本部でひらき、中央委員ら74人が出席。一連の不祥事の総括と部落解放運動を再生させ社会的信頼を回復させるなどの、第64回全国大会へ提出する一般運動方針案を論議した。また、06年度一般会計決算報告・07年度一般会計予算案を承認。第64回全国大会では徹底した論議をやり切り総括を深化させ、あわせて中央執行部の信任を問うことも協議・確認した。
 このほか、統一自治体選挙、参議院選挙に勝利し、政権交代を実現すること、柳澤・厚生労働大臣発言にたいし辞任を求める抗議声明を承認・決定した。
 中央執行部を代表して組坂委員長は、戦争への道のりがすすむなか、人権・平和・民主主義・環境を闘う部落解放同盟には必ず攻撃がかけられてくることを肝にめいじる必要がある。不当な弾圧には全同盟員が一致団結して闘うことをよびかけた。
 また、高城統制委員長の死去にともない、12月19日に中央統制委員会をひらき垣本一男・統制委員長代行を互選したことが報告され、承認した。

中執委で加筆などを確認

 第12回中央執行委員会を2月3日午後、東京・中央本部でひらいた。これは直前の第4回中央委員会を受けてひらいたもので、運動方針案第1次草案の中央委での論議をふまえ、国内情勢に柳澤厚労相による女性蔑視発言などを加える▽男女平等社会の実現へ女性対策部の意見をもらって書き加える、ことを確認した。
 また、午前中にひらかれた財務委員会の報告を吉田財務委員長がおこない、組織強化と財政確立の対策委員会を設置すべきだとの意見が出たことなどが出された。
 当面するとりくみ課題としては、第38回全国高校生集会の決算報告▽部落解放・人権研究所第65回総会(3月1日、大阪)が示された。

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