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部落問題資料室
NEWS & 主張
狭山事件を知ろう、考えようと
兵庫同宗連の結成25周年で
「解放新聞」(2007.07.09-2326)
 【兵庫支局】『同和問題』にとりくむ兵庫県宗教教団連絡会議(兵庫同宗連)が5月11日、神戸の県民会館で結成25周年記念集会「狭山事件を知ろう、考えよう!」をひらき、宗教関係者や狭山事件を考える市民の会などから250人が参加した。
  集会では、澤田重信・議長(金光教)が、「兵庫同宗連は、1982年の結成以来25周年を迎えた。今日の社会は、戦争を容認する風潮がうまれてきている。国や社会の圧力が強まれば、人が生きることが制約されてくる。狭山事件を通して、国や社会の眼をひらき、人として生きる意味を求めたい」とあいさつした。
  第1部の「事件を知ろう」では、テレビ朝日で放映された「見えない手錠をはずして! 狭山事件42年ぶりの真実」のビデオを上映し、狭山事件の概要や無実の証拠について学習を深めた。第2部の「事件を考えよう」では、石川一雄さん、早智子さんが「人のつながりに支えられて」をテーマに講演をおこなった。
  石川さんは、「本当の自由を得るには無罪をかちとる以外にない。再審に向けて全力でがんばりたい」と決意を語った。早智子さんは、「苦しい想いもあるが、みなさんとの出会いを大切に、彼のえん罪を晴らしたい」と、支援を訴えた。

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