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部落問題資料室
NEWS & 主張
「部落は死ね」「きちがい」など
横浜県立A高校で差別落書が
「解放新聞」(2007.08.20-2332)

差別問題、人権問題にたいする挑戦か

 【神奈川支局】「部落は死ね」「きちがい」「チョンは地球の恥」「びっこでもひいてろ」などと、横浜市内の県立A高校で5月28日、教卓の上面に書かれた差別落書が発見された。
  差別落書は、授業を終了し生徒の下校を確認した教師が、教卓の上の荷物をまとめて職員室に戻ろうとしたさいに発見したもので、サインペンのようなもので書かれ、さまざまな向きに1字が6~7ミリ角程度の大きさで書かれ、筆跡から1人の人物が書いたものと推測される。
  落書の内容は、部落差別、民族差別、障害者差別と多岐にわたっており、差別問題、人権課題にたいして挑戦するかのような内容になっている。このような差別落書が県立高校の教室内で発生したことは、人権教育のあり方を根本的に問うものであり、深刻な事態である。
  県連は、差別落書が多岐におよび、教育現場で起こった重要性から、高等学校での同和教育、人権教育のとりくみの検証や、関係団体による対策会議の開催を県教育委員会に要請した。

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