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部落問題資料室
NEWS & 主張
反省ふくめ文書提出へ
土地調査差別事件開発業B社と確認

「解放新聞」(2009.11.30-2446)

 土地調査差別事件でのディベロッパーB社との確認会を11月10日午前、大阪人権センターでおこなった。
  確認会ではB社が受けとっていた問題表記のある4通の報告書をもとに事実関係を質した。B社は「地域下位地域」などの記述について、「受けとったとき、内容に気がついてない。申しわけないが…」とし、広告代理店から資料を受けとったのは、土地取得後のことで、近隣のマンションの家族構成や年収などを参考に価格調整をし、どこにチラシをいれるかなど、販売計画のため、とその目的を報告した。
  調査の差別性を説明するとともに、大阪府個人情報保護条例違反であることも指摘。B社は、「条例に違反してしまったという認識はある」と回答した。
  確認会では、まんぜんと受けとっていたことへの反省もふくめ、事件の背景、問題点、これからどうするのかなど、大阪だけでなく、B社全体の文書として、中央本部宛に1か月ぐらいで提出することを要請し、確認した。
  B社からは3人が出席。解放同盟からは当該の赤井中執(大阪)、橋本中執(兵庫)をはじめ6人が参加した。

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