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部落問題資料室
NEWS & 主張

狭山情宣に力こめる
全国女性活動者会議で報告

「解放新聞」(2013.02.18-2607)

 第69期第1回全国女性活動者会議を2月2、3日、名古屋市でひらき20府県連から58人が参加した。
  岸田女性運動部長の主催者あいさつ、吉田勝夫・愛知県連委員長(中央副委員長)の地元歓迎あいさつに続いて、全体会。5月18、19日、名古屋市公会堂(全体会)と名古屋国際会議場(分科会)でひらく800人規模の第58回全国女性集会のもちかたを話し合い、部落解放運動入門(第1分科会)など7分科会を原案どおりおこなうことにした。
  各地から、「女性部独自に狭山署名2200人分を集めた。東京高裁に届けるため、カンパを集め、女性2人を中央集会に送った」(鳥取)、「佐賀インターナショナル・バルーンフェスタの前夜祭で、狭山の情宣を10年続けている。声をかけてくれる人が増えている」(佐賀)、「先日、同宗連、狭山住民の会などと60人で交流学習会をした」(熊本)、「1月28~30日、霧島市で狭山住民の会とパネル展をひらいた。参加者はじっくりみて署名・アンケートに書いてくれていた」(鹿児島)など、狭山再審闘争に熱のこもった報告がめだった。
  また、「女性部を再結成して半年」(大分)をはじめ、「27年ぶり2回目の女性集会の受けいれとともに、女性部のとりくみ強化と人材育成をしていくため、各支部に参加のよびかけをしている」(愛知)、「若いおかあちゃんの生活相談に力をいれている」(島根)といった組織強化のとりくみが強調された。
  このほか、女性差別撤廃条約のいまをとりあげた啓発DVDをつくった(大阪)報告などがあった。岸田部長は「女性活動者会議は全国各地をもってまわったらどうか」と提案をまじえ、まとめをおこなった。
  2日目は、片岡中執が「個人情報不正取得事件と本人通知制度」をテーマに語り、学習を深めた。最後に福田副部長が閉会あいさつをした。

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