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予断と偏見の反論に怒り
東京朝鮮高校生裁判第5回口頭弁論で

「解放新聞」(2015.04.13-2710)
 【東京支局】「高校無償化」を求める東京朝鮮高校生裁判の第5回口頭弁論が3月18日、東京地裁でひむかれ、233人が傍聴希望にあつまった。
  裁判後に参議院議員会館でもった報告集会では、弁護団が「実際には書面のやりとりしかないが、今回は被告国側がなぜ朝鮮学校だけ無償化からはずしたのかをのべた。国は「無償化からはずしたのは朝鮮学校が朝鮮総連などの影響をうけていないという確証がえられないので高校無償化法の施行規則の規定13条を満たすとは認められなかったからだ。また国連の人種差別撤廃委員会などから朝鮮高校へも適用との勧告があるが、それを履行しなかったからといって違法ではない」という予断と偏見にもとづいた事実無根の反論だった」と報告。つづいて、今春の卒業生2人、朝鮮大学生、教員、オモニ会、無償化連絡会、裁判支援の会、すべての学校へ「高校無償化」を練馬の会がアピール。卒業生は「先輩たちがいっていた「無償化を実現できなくて申し訳ない」ということをいわねばならず悔しい。勝利まで一緒に頑張る」と語った。
  次回口頭弁論は5月20日午後2時から。

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