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NEWS & 主張
第60回全女(広島県福山市)に1033人が参加
「解放新聞」(2015.05.25-2716)

 部落解放第60回全国女性集会を5月16、17日、広島県福山市のリーデンローズを主会場にひらき、28都府県連1033人が参加した。「女性差別撤廃条約批准30年、戦後・被爆70年を迎え、憲法改悪と「戦争のできる国」づくりに断固反対し、人権・平和・環境の確立、男女平等社会の実現にむけ、すべての女性と連帯・協働のとりくみをすすめよう!」と掲げ、全体会、7つの分科会、フィールドワークをおこなった。

改訂版「基本方針」を来年の全国大会に
  オープニングでは、識字学級で文字を取り戻した井上ハツミさんの詩「ピカドン」を広島県連東部地協女性部が朗読。中央女性運動部の広中部員を司会に開会した。松本副委員長は「過去をしっかり見つめながら未来を見つめる集会に」と主催者あいさつ。田中部員が「水平社宣言」を朗読し、「解放歌」斉唱のなか、各地の荊冠旗が入場した。議長には高橋文子さん(広島)と田島陽子さん(長崎)を選出。川崎卓志・広島県連委員長が歓迎あいさつし、広島県(坂井浩明・環境県民局県民生活部長)と羽田晧・福山市長が来賓あいさつ。実行委紹介後、松谷部員が祝電披露。石川一雄さん夫妻が狭山を訴えた。
  原田部員が経過報告し、山崎部長が基調提案、来年の全国大会で「男女平等社会実現基本方針」(改訂版)を提案することも確認した。北口副委員長は「差別をなくす社会システムを創造するために―女性差別撤廃条約批准30周年をふまえて―」をテーマに記念講演。集会スローガン確認後、植村部員が集会宣言を提案し確認した。本多部員が日程などを説明し議長降壇。司会が閉会あいさつした。
  夜は市内で「おもてなしライブ」もひらいた。
  第61回全国女性集会は2016年5月14、15日、長崎県でひらく予定。


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