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NEWS & 主張

改憲阻止へ~護憲集会でよびかけ
東京

「解放新聞」(2017.12.25-2840)

 【東京支局】 護憲を掲げた「東アジアの平和のために、今こそ!憲法理念の実現をめざす第54回大会」が10月28日、東京・日本教育会館でひらかれ、700人が参加した。

 主催者を代表して藤本泰成・平和フォーラム共同代表が「でたらめな安倍改憲を阻止しよう」とよびかけた。関東ブロックの地元あいさつをおこなった持田明彦・埼玉県平和運動センター代表は狭山事件の再審を訴えた。

 基調提案は勝島一博・平和フォーラム事務局長がおこない、「平和憲法を守る闘いをすすめていこう。3000万署名を成功させよう」と提起した。

 「東北アジアの平和と日本」をテーマにシンポジウムをおこない、東京大学名誉教授の和田春樹さんは「日本政府はオリンピックをやりたいのなら、米国追従でなく米国に朝鮮民主主義人民共和国との対話を働きかけるべき」とのべ、軍事評論家の前田哲男さんは「真の解決のため東北アジアの非核化を」と提起した。

 29日の「人権確立」の分科会で、部落解放同盟の高橋中執が「部落差別解消推進法」と鳥取ループによる全国部落調査復刻版出版事件について報告した。30日は閉会総会をひらき、高校無償化からの朝鮮学校排除に反対する連絡会の長谷川和男さんの報告などを受けた。

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