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女性が幸せになる運動を〜男女平等社会推進本部が学習会
京都

「解放新聞」(2019.12.09-2934)

講演する杜推進本部長(10月21日・京都市)

講演する杜推進本部長(10月21日・京都市)

 【京都支局】 京都府連の男女平等社会推進本部が10月21日、京都市・京都府部落解放センターで女性差別解消に向けた学習会をひらき、40人が参加。「「地域の解放と女性の権利」―部落解放運動からみえてくる女性解放の展望―」をテーマに杜恵美子・推進本部長(府連副委員長)が講演した。この学習会は、今年の定期大会で提案され、府連推進本部として初めてのとりくみとなった。

 はじめに杜さんは、男女共同参画基本計画の5つの基本理念について説明し、「女性の自立と解放には、組織内、地域、家庭で女性が意識変革をすることが必要」とのべた。

 地域の活動に参加したり、家をあけるとき、パートナーの無理解に悩む女性は多い。京都の部落女性に関するアンケート調査でも、女性は「自分さえ我慢すればいい」「相談しても無駄だから」と、家庭での夫からの強制にSOSを出せずに苦しみ我慢している実態が浮かびあがっている。

 組織内でも、女性が意思決定できる役職にチャレンジできる土台がなく、男女平等の意識が低い現状を説明。「女性が認められ、ともにつながりあい、声をあげやすい社会の構築を」と訴えた。

 杜さんは「部落女性は、解放運動のなかで女性の就労保障を訴え、保育所建設、乳児や病児保育など多くの社会保障を求め、制度化してきた。それは生活苦で悩む部落以外の人たちの権利保障につながった」とし、女性が自信と自覚をもって運動を展開していくよう求めた。

 そのうえで「女性が幸せになる運動」を提案。「女性が意識を変える。地域、家庭を変革し、新しい実践をおこなう。まわりとの学びあいを大切にする。学び方や関係性を変え、さらに自分の楽しみに変える運動を」とのべた。

 そして「つらい差別の歴史を乗り越えてきた女性だからこそ、相手を思いやり、理解できる。知恵と工夫でエンパワメントできる運動を」と強調し、結んだ。

 

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