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組織的遺骨収集(盗掘)は明らかと京大を批判 〜琉球遺骨返還訴訟
京都

「解放新聞」(2020.01.20-2939)

 【京都支局】 盗掘遺骨の返還を京都大学に求めている琉球民族遺骨返還請求裁判の第4回口頭弁論が2019年11月29日、京都市・京都地裁でひらかれ、80人が集まった。今回は原告弁護団が第3準備書面の要旨を陳述した。

 まず京大医学部では、清野謙次・教授の病理学病理解剖学講座と足立文太郎・教授の解剖学第二講座による組織的遺骨収集(盗掘)がおこなわれていたことを明らかにした。

 本件の盗掘の金関丈夫・教授は、足立教授から第二講座を受けついでいる。準備書面では金関が書いた「琉球の旅」で盗掘を自認していること、説得されて沖縄県庁を訪れ、警察部長に許可を得た、と書かれていることなどを明らかにした。

 そして被告である京大の準備書面で「本件人骨については…全容の把握には、なお、時間を要する」とか「金関以外の者が…収集した可能性が生じている」などとしていることにたいし、「言語道断」「人骨に対する取扱いが、極めて杜撰(ずさん)」と批判した。

 その後、原告の照屋寛徳・衆議院議員が意見陳述。議員の国政調査権による質問への京大の対応は植民地時代の宗主国の態度だと批判した。

 裁判終了後、進行協議がおこなわれ、次回の口頭弁論は2月27日午後2時からと決まった。

 京都弁護士会館でひらかれた報告集会には80人が参加した。

 

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