【京都支局】 府連は６月25日、京都市内で西脇隆俊・京都府知事に新型コロナウイルス感染症対策にかかわる要望書を手渡した。西島藤彦・委員長ら４人が参加した。

　西島委員長は「コロナの感染拡大とともに、差別や偏見、誹謗中傷など人権侵害が多発している。現在は被害者が泣き寝入りするしかない。被害者を救済する法律が必要。また、国や府の各種支援策の情報入手や申請書の作成が難しいという声が府連に届く。市町村と連携し相談体制を講じられたい」などと要望。

　西脇知事は「差別は人間の尊厳を冒すもので絶対に許されないし、根絶していかなければならない。たくさんの制度ができた。相談者がたらい回しにならないようにとりくむ」とのべた。