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徳島・芝原「人形のムラ」で円通寺人形芝居保存会が公演

「解放新聞」(2022.10.05-3041)

公演をおこなった円通寺人行芝居保存会(鳥取)と阿波木偶(でこ)箱まわし保存会(徳島)(7月27日・徳島市)

公演をおこなった円通寺人行芝居保存会(鳥取)と阿波木偶(でこ)箱まわし保存会(徳島)(7月27日・徳島市)

円通寺人形芝居保存会の人形遣い2人にインタビューする辻本一英・阿波木偶箱まわし保存会顧問(右)(7月27日・徳島市)

 【徳島】 第1回西光万吉文化・平和活動奨励賞を受賞した、鳥取の円通寺人形芝居保存会と徳島の阿波木偶(でこ)箱まわし保存会とが7月27、28日、徳島市国府町芝原の「人形のムラ」で、合同公演会「受け継がれた木偶芝居―一人遣い伝統人形芝居」をおこない、地域の住民など事前予約した各日30人の観客が鑑賞した。

 主催は阿波木偶箱まわし保存会。開催にあたり、県の文化振興財団文化振興基金の助成を受けた。

 初日には円通寺人形芝居保存会からは「三吉デコ」、「大黒舞」が、阿波木偶箱まわし保存会からは、「三番叟(さんばそう)まわし」「五条橋」などが上演された。演目のあいだには箱まわし保存会の辻本一英・顧問が聞き手となり、円通寺人形芝居の成り立ちや地域の歴史、人形の遣い手へのインタビューがあった。

 根強かった部落差別のなかで被差別部落で育くまれた、人々を予祝し福を届けた人形芝居、箱まわしの文化、それらを発掘し、継承していくとりくみのなかでの苦悩だけでなく、人形芝居・箱まわしをつぎの世代へと受け継ぐ喜びや演じる楽しさも語られた。

 箱まわし保存会の中内正子・会長は「戦争の反対は「文化」。その力を信じながら、私たちができることをしっかりと手を取りあいながらつなげていきたい」と語った。

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