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NEWS & 主張

三重で中央福祉学校 〜多方面の実践に学ぶ
第29回中央福祉学校

「解放新聞」(2024.03.05-3094)

 第29回中央福祉学校を2月10、11日、三重県津市内の三重県人権センターでひらき、15府県連61人が参加した。今回はグループ討議をおこなわず、1日目は3人、2日目は2人の講師による講演・質疑応答形式で学習を深めた。

 中央本部あいさつでは、鶴岡中央生活福祉運動部副部長が「福祉、人間の幸せについて多方面から、人権、福祉、共生、つながりをキーワードに、十分な時間をとって学べる機会。いまの世の中は情報がすべて。今年度、「重層的支援体制整備事業」も190近い自治体で実施されてきた。4月から「困難女性支援法」も実施される。さまざまな資源を活用しコーディネートしなければならない。2日間の学習に最後まで参加を」とよびかけた。

 地元から松岡克己・三重県連執行委員長が「生きづらい社会、1月1日には能登半島地震もあり、一日も早い復興を願う」と前置きし、「三重での中央福祉学校は初。三重の「人権条例」について、大きな役割を果たした県議の報告も参考にしてほしい」とあいさつ。三重県「人権条例」のほか、地域共生や「重層的支援体制整備事業」、隣保館や社会福祉協議会の実践報告など、2日間の学習を受け、まとめ・閉会あいさつを山﨑中央生活福祉運動部長がおこなった。

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