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NEWS & 主張

ジェンダー平等へ〜差別撤廃し命守れと
第68回全国女性集会

「解放新聞」(2025.06.05-3140)

28都府県から679人が参加。全体集会と分科会にとりくんだ(5月17日・鳥取市)

28都府県から679人が参加。全体集会と分科会にとりくんだ(5月17日・鳥取市)

 部落解放第68回全国女性集会を5月17、18日、鳥取市内のとりぎん文化会館を主会場にひらき、28都府県679人が参加した。1日目の全体集会と2日目の分科会で相互に学び、交流し合って、来年5月9、10日、大分県別府市での再会を誓った。(4〜5㌻に詳報)

 オープニングを飾ったのは、第1回西光万吉人権文化・平和活動奨励賞を受賞した「円通寺人形芝居」。三人遣いの人形で「三吉デコ」「平井権八」「大黒舞」の3曲を披露した。

 3月11日に急逝した石川一雄さんに参加者一同は黙とうを捧げ、中田女性運動部員の司会で開会。松永女性運動部員が「水平社宣言」朗読後、「解放歌」合唱のなか荊冠旗入場。鳥取県連から坂根政代さん、大分県連から松山マツ子さんが議長団に選出され、西島委員長が主催者を代表してあいさつした。地元から津川俊仁・鳥取県連執行委員長が歓迎あいさつ。来賓5人を代表して亀井一賀・鳥取県副知事、深澤義彦・鳥取市長があいさつした。来賓紹介・祝電披露後、狭山第4次再審請求を申し立てた石川早智子さんが支援の訴え。小野寺女性運動部員の経過報告、植村女性部長の基調提案に続き、山﨑副委員長、中田女性運動部員が「部落女性の声を国連に」と題し、1985年の「女性差別撤廃条約」批准後、2003年、09年、16年にスイス・ジュネーブの国連・女性差別撤廃委員会でおこなったロビイング活動、日本政府報告書審査と勧告について報告した。スローガン確認後、新谷女性運動部員が「集会宣言」を読みあげ、確認。2日目には、3会場での7分科会で学習、交流した。

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