「解放新聞」(2025.08.25-3148)
「核も戦争もない平和な21世紀に!」をスローガンに、被爆80周年原水爆禁止世界大会・広島大会が8月4日に広島市内で始まった。3日間の日程でとりくまれ、各地から2200人が参加した。
初日には、平和記念公園から開会総会の会場・県立総合体育館まで、核兵器廃絶、各地での戦争・紛争の即時停戦を訴え、折鶴平和行進。開会総会では、金子哲夫・共同実行委員長が主催者あいさつし、1955年の第1回原水禁世界大会で採択した「原水爆が禁止されてこそ、真に被害者を救うことができます」との言葉を引用しながら、一日も早い核兵器の廃絶をめざし、とりくみをとよびかけた。基調提案では、「被爆国日本が国際社会において果たすべき役割は、明確な核絶対否定と平和憲法の堅持であるべき」とあらためて訴えた。
2日目には「平和と核軍縮」など六つの分科会、被爆証言などを聞く四つの「ひろば」、2コースのフィールドワークも実施。最終日には、県民文化センターを会場に国際シンポジウム「被爆80年 核兵器廃絶に向けた歩み」とまとめ集会がとりくまれた。
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