【大阪・兵庫】 「差別の現実から深く学び、生活を高め、未来を保障する教育を確立しよう～部落問題を解決し、人権文化の創造をはかるために、同和教育の充実と発展を通して人権教育・人権啓発を構築していこう～」を大会テーマに、11月29、30日、第76回全国人権・同和教育研究大会が大阪府内、兵庫県内の４会場でとりくまれた。

　今大会では全体会、特別分科会は開催せず、２日間の日程で四つの分科会（あわせて20分散会）がとりくまれ、実践報告や人権確立をめざすまちづくり、識字学級からなど90本の報告がおこなわれた。報告をもとに、人権課題解決に向けた教育や、進路保障・学力保障の現状と課題について、熱心な意見交換がおこなわれた。

　主催は、全国人権教育研究協議会（戸田雅威・代表理事）、同大会実行委。