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解放子ども会が熱演〜差別解消訴え調査研究など発表
大分

「解放新聞」(2025.1215-3159)

子どもたちによる劇や研究発表が披露された(11月22日・大分県豊後大野市)

子どもたちによる劇や研究発表が披露された(11月22日・大分県豊後大野市)

 【大分支局】第37回豊肥地区解放文化祭が11月22日、豊後大野市のエイトピアおおのでひらかれた。主催は竹田市、豊後大野市のほか、人権・部落差別解消教育研究会などでつくる実行委員会。
 参加者全員で「解放歌」を斉唱し、下田博・豊後大野市教育長が主催者あいさつ、川野文敏・豊後大野市長、部落解放同盟から清田昌助・大分県連委員長が来賓あいさつした。
 舞台では、劇、合唱、調査研究などさまざまな発表がおこなわれた。大野町人権を学ぶ子ども会から、小学生が劇「学校にかける願い~差別のない世の中をめざして~」を上演。「解放令」後、周囲のねたみによって焼き討ちにあった学校を、部落の人々が私財をなげうって再建していく姿を演じた。同子ども会の中学生は、「インターネットによる人権侵害について」、佐伯市の中高生からは、「「誰か」のことじゃなく、「わたし」のことを考える宣言」について発表。どの団体も力強く人権確立、差別解消に向けた熱演を披露した。

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