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再発防止へ内省必要と~差別発言事件で確認・糾弾会
広島

「解放新聞」(2026.4.25-3173)

 【広島支局】 県連は2月9日、広島交響楽団団員差別発言事件(後掲《事件の概要》を参照)第2回確認・糾弾会を尾道市人権文化センターでひらいた。

 まず、公益社団法人広島交響楽協会(広響)から、第1回確認・糾弾会を受けて再提出された総括書にもとづいて報告を受けた。

 これをふまえ、県連から①発言者がなぜ「えた・ひにん」の言葉をつかう必要があったのかを読み取ることができない②発言の背景をもっと明確に分析すべき③中学生当時の同和教育の授業内容の分析が必要④広響は、今回の差別事件がなかったら人権問題・部落問題などの研修をしていたかについて厳しく内省する分析が必要⑤広響および発言者の文書や糾弾会での発言内容から、「女性が強い、厳しい」というイメージが強調されている。全体的にジェンダー平等の視点が必要⑥部落差別の現実を認識する機会を積極的につくる必要がある、などを指摘した。

 中村修司・県連委員長が「今回で対面での確認・糾弾会は終了するが、指摘した内容をふまえた文書の再提出を。また今後、再発防止策などの進捗報告をお願いしたい」と要望した。

 《事件の概要》 広島交響楽団のA団員が昨年7月、佐賀県内の高校吹奏楽部を指導中に「先生が中学生時代には、吹奏楽部はといえば女性部員ばかりで、先輩から男子部員は「えた・ひにん」といわれていたんだぞ」と発言。居合わせた吹奏楽部顧問が差別発言を指摘し、ただちに生徒全員に謝罪した。

 県連は昨年11月4日、第1回確認・糾弾会をひらき意見交換、総括書の提出を求めていた。

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