
「解放新聞」(2026.6.15-3178)
【愛知支局】 部落解放東海ブロック共闘連絡会議は、1月23~28日、反差別国際研修としてタイを訪問。4県から17人が参加し、首都・バンコク最大のスラムであるクロントイ地区で活動するシーカー・アジア財団などを訪問し、交流した。
部落解放東海ブロック共闘会議がとりくむ子どもたちを対象とした教育支援基金は、現在29人が利用している。ドゥアン・プラティープ財団を訪問した日は休校日だったが、出迎えてもらい、支援によって学校に通う子どもたちにも会い、交流することができた。財団が活動する地区や学校の実態を見て、とりくみを聞き、それぞれが感じることで教育支援基金の必要性をあらためて確認した。
シーカー・アジア財団では、プラティープ財団上席顧問のプラティープ・ウンソンタム・秦さんとスタッフから現地の概要を聞き、水はけが悪く、衛生状況などきわめて劣悪な環境で住民らが生活している実態を視察した。
今研修では、カンチャナブリ県にある「生き直しの学校(カンチャナブリ校)」も訪問した。麻薬密売や性犯罪被害者の青少年の救済・更生を目的につくられた同校では、スタッフをあわせて50人が生活している。子どもたちの歓迎を受け、バナナチップスづくりや、ボール遊び、なわとび、ダンスなどを楽しみ交流した。マハーチャイ地区のワット・スリモンコン小学校も訪問。全児童734人中13人がタイ人で、ミャンマー、ラオスからの避難民としてタイで暮らす子どもたちが多数を占めている。そのなかで言語の違いによって教師も児童も苦労している現状ではあるが、勉強をしている子どもたちの目は明るい未来を見ているように感じられた。
部落解放東海ブロック共闘連絡会議の国際連帯支援活動は、第2回「西光万吉文化・平和活動奨励賞」の平和活動部門で受賞。5年ごとに現地を訪問しての交流活動を続けている。

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