
「解放新聞」(2026.7.05-3180)
【福岡支局】 部落解放同盟九州地方協議会(九州ブロック)が6月10、11日、部落解放・人権確立第45回全九州研究集会を鹿児島市内の宝山ホールを主会場にひらき、九州内外から3500人が参加した。
開会あいさつを岡田晋治・全国隣保館連絡協議会九州ブロック会長、主催者あいさつを組坂繁之・九州ブロック議長がおこない、塩田康一・鹿児島県知事、下鶴隆央・鹿児島市長から来賓あいさつを受けた。
記念講演は、「奄美の歴史と民衆運動」をテーマに、鹿児島県人権・同和教育研究協議会元事務局長の宮山清和さんが戦前・戦中・戦後の奄美の歴史と現在について語った。特別講演では、「何よりも平和こそ―気づき・戦争と人権―」を人権・平和活動家のダニー・ネフセタイさんが、母国イスラエルでの兵士としての経験、日本での生活で気づいた母国の問題、平和の大切さをわかりやすく語った。いずれの講演も、戦争の悲惨さ、平和とは何かを考えさせる講演で、「いつか来た道」にすすむ国内外の現状を考えさせるものとなった。また、「反戦・平和を求めるアピール」を参加者全体で確認した。
2日目は、人権政策・狭山・教育・部落史・宗教・人権のまちづくりのテーマごとに分科会で討議した。第6分科会「人権のまちづくり運動の現状と課題」では、地元鹿児島と、福岡での隣保館を拠点とした活動、部落産業である和太鼓づくりを通じて子どもたちに誇りをもって生きていくことの大切さを発信しつづける報告があった。

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