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第52回「文学賞」で表彰式~社会の閉塞感を打破しよう

「解放新聞」(2026.8.15-3184)

選者と入賞者らによる記念撮影(7月25日・大阪市)

選者と入賞者らによる記念撮影(7月25日・大阪市)

 第52回部落解放文学賞の表彰式を7月25日、大阪市内のホテルでひらいた。入賞者と選者をはじめ47人が出席し、入賞を祝福し合った。主催は部落解放文学賞実行委員会。

 表彰式では、西島藤彦・幹事(部落解放同盟中央執行委員長)が開会あいさつ。「部落差別の結果、学校に行けず文字を奪われた歴史を経て、部落解放運動のなかで文字を取り戻そうという識字運動が全国で燎原りょうげんの火のごとく広がった。文字の獲得、文化の掘り起こしを運動の柱の一つとし、解放への文学を広く募集し、作品に学び、運動にいかそうと、とりくんできた。作品を通じて人間のありよう、人間の生き方を発信することで、社会の閉塞感を打破する一翼になれることを期待したい」とのべた。実行委メンバーと選者が紹介されたのち、鎌田慧・代表(ルポライター)が、出席した10人の入賞者(代理出席者含む)一人ひとりに表彰状と副賞を手渡した。

 今回は該当者のいなかった「戯曲」部門を除く、「識字」「記録・表現」「小説」「詩」「児童文学」「評論」6部門から出席した6人の最終選者が、それぞれの入賞作品について選評をのべた。その後、入賞者が一人ひとり登壇し、受賞の喜びや今後の抱負について語った。歯朶山加代・事務局長(部落解放同盟中央文化運動部長)が閉会あいさつ。「応募数は減っても質は高まっている。反差別と人権の文学賞のとりでを守るのは、われわれ。受賞されたみなさんに広げていただきたい」とよびかけた。出席者の記念撮影で閉会した。

 今年10月末が応募締め切りの第53回部落解放文学賞では、全7部門の作品を募集中。応募規定(部落解放同盟中央本部のウェブサイトに掲載)を参照し、ぜひ積極的な応募を。→第53回部落解放文学賞応募規定はこちら

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