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寺尾判決27ヵ年糾弾・狭山再審要求・異議審闘争勝利 中央総決起集会

 寺尾差別判決26か年糾弾狭山再審要求―異議審闘争勝利―中央総決起集会を10月31日午後、東京・日比谷野音でひらき、全国から同盟員、共闘、住民の会の代表など6,000人が結集、事実調べ、全証拠開示を突破口に、この異議審で再審開始決定を必ずかちとることを誓いあった。主催者あいさつで浅見清秀・部落解放中央共闘事務局長は、真相を一人でも多くの人に訴え、共鳴する人を増やし、草の根の住民の会などをつうじ、国民世論で事実調べ、全証拠開示を、と訴えた。
 弁護団報告で、中山武敏・狭山弁護団事務局長は、異議審段階で提出した5点の新証拠と証拠開示をめぐる東京高検側の対応を説明。証拠の力、事実の力をつみ重ねながら、石川さんの無罪獲得へともに闘うと決意を示した。また基調のなかで高橋書記長は、住民の会や部落解放共闘とともに、反差別共同闘争で完全勝利まで闘うことをよびかけた。石川一雄、早智子さん夫妻は、勝利まで不退転で闘いぬく決意を参加者に語った。
 集会では鹿児島、兵庫の住民の会の代表もアピールをおこない、現在、95か所で住民の会が結成されていることが示された。
 集会後は、都内の芝公園までデモをおこなった。