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活発に意見交流、全力のとりくみ誓う

 全国狭山闘争本部長会議を9月11日午後、東京・中央本部でひらいた。台風15号が直撃するなか、組坂委員長、高橋書記長をはじめ、11都府県連から20人が参加した。予断を許さない異議審の情勢を確認し、「寺尾判決27か年糾弾・狭山再審要求 異議審闘争勝利 中央総決起集会」など今後の闘いについて協議した。中央総決起集会に向け、各地で新作ビデオやカラー・リーフレットなど教宣物を活用し、真相報告集会や決起集会、街宣行動などに全力でとりくもうと誓いあった。会議後、東京高裁、東京高検への要請行動をおこなった。
会議で高橋書記長は、弁護団のとりくみや、7月9日の緊急中央集会、住民の会の結成状況など、この間のとりくみを報告し、協議事項を提案。新作ビデオ、カラー・リーフレットも好評で活用されていることも報告された。協議のあと、①10・31狭山中央集会の開催②10・31に向けた各地のとりくみの実施、ビデオ、カラー・リーフレットなど教宣物の活用③次期臨時国会会期中の司法改革と結びつけた国会内集会の開催を確認した。
組坂委員長は、南アフリカ・ダーバンでの反人種主義・差別撤廃世界会議のようすも織り交ぜてあいさつし、部落問題や狭山の闘いが世界的に広がってきたことを報告。「国内外の世論を高めながら、なんとしても石川君の無実を明らかにしよう。斎藤鑑定書などを武器として活かし、全力でとりくみを。勝利に向けて大きな一歩を踏み出す会議に」と呼びかけた。
参加者からの意見を受けて、組坂委員長、高橋書記長が答弁、活発に意見交換をおこなった。

「新聞の意見広告見た」と高検の事務官
 会議後、雨がふりしきるなか、要請行動をおこなった。高検では、要請団の質問にこたえて事務官が、7月2日の『毎日新聞』に掲載された意見広告を検察官と一緒に見た、幅広い声があることは承知しているとのべた。

狭山再審10・31集会、街宣行動など
「寺尾判決27か年糾弾・狭山再審要求 異議審闘争勝利 中央総決起集会」は、10月31日午後1時から東京・日比谷野外音楽堂で5,000人規模でひらき、集会後、芝公園までデモをおこなう。集会前には、午前10時から東京高裁、東京高検への要請行動をおこなう。前日30日には集会行動隊と中央共闘によるターミナル情宣を都内3か所でおこなう。