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求めよう証拠開示のルール化
10・31 狭山弁護団が補充書を提出
「解放新聞」(2002.11.11-2094)

司法改革へ声あげよう

狭山再審の実現に向けて
10月30日
17:30 
都内の新宿、渋谷、池袋で情宣活動
10月31日
10:00 
狭山弁護団が特別抗告審の補充書を提出
10:00 
最高検と国会議員に全証拠の開示、ルール化で要請行動を展開
13:00 
寺尾差別判決36か年糾弾・特別抗告審勝利の中央集会開始
13:40 
14人の代表が最高裁に事実調べ、最高検に証拠開示命令を、などで要請行動展開
14:50 
都内デモに出発

 寺尾差別判決28か年糾弾、特別抗告審闘争勝利をめざす中央集会を十月三十一日午後、東京・日比谷野音でひらき全国から四千人が参加した。集会では、石川さんの無実をいっそう明らかにした特別抗告補充書を作戌・提出した狭山弁護団が報告とあいさつをおこなった。補充書はA4判三百四十九ページにおよぶ大部なもの。最高裁にたいして証拠開示命令を最高検に出すように求めることも明らかにした。集会のあとは都内をデモした。
 基調で松岡書記長は、闘いはいよいよ正念場とよびかけ、①事件の真相、無実の証拠、なぜえん罪がおきたのか、狭山に見られる司法の問題などのトータルな総学習運動を②人権擁護、えん罪防止、誤判救済のための民主的な司法改革へ地域で運動をすすめ、声をあげよう③証拠開示のルール化へ署名運動などを展開していこう、と訴えた。また、住民の会の結成とネットワーク化、狭山の国際化も課題としてあげた。